$【売れない看板作っていませんか?】今すぐやめた方がいい売れない看板とは
- WEH SIGN
- 2019年9月15日
- 読了時間: 5分
更新日:2019年11月15日
こんにちは。
土川です。
突然ですが・・・
私は看板が好きです。
なぜか。
看板が付く前と看板が付いた後では店には大きな違いがあるからです。
大きな違い。ビフォーアフター。
それは、看板が付くことで初めて、お客さんたちはお店が何のお店なのかを知ることができるのです。
お店は看板がついて初めて、「お店」となります。
お客さんの多くは、その店が何屋さんなのかを看板で判断します。
この看板が何を伝えるのかで、お客さんのイメージも変わってくるわけです。
そんな看板にもさまざまな種類がありますが、絶対にやってはいけない看板の事例を紹介します。
看板とは?
あくまで看板です。
ここが何のお店なのかを表記する物です。
ということは・・・お客さんを呼ぶものでなければいけません。
看板は集客装置です。
「このお店はこんなお店ですよ」
「あなたの欲しいものが売ってますよ」
「あなたの欲しいものが食べられますよ」
「あなたの欲しい髪形になりますよ」
「あなたの欲しい健康が得られますよ」
そういったお客様が求めているものを発信しなければなりません。
ですが、看板をつける人の多くが・・・
お店の「名前」を大きく入れたいとこだわるのです。
お店を初めて始められる方の多くが(既に始めている人もそうですが)、看板をインテリアだと勘違いしています。
「看板はインテリアではありません。
あくまで販促物であり、お店の営業マンです。」
ですが、ほとんどのオーナーさんがお店の「名前」を重視します。
私が担当した方もそうですが、店名を決めるのには並々ならぬこだわりがあります。
一番時間をかけます。決まるまでそのことしか考えていません。
「次はこの準備をしないと…」そんな言葉耳に入りません。
ずっと名前を考えています。
ロゴのデザインも同様です。
並々ならぬこだわりを持つ「名前」の「ロゴデザイン」ですから並々ならぬこだわりを持ってしまうのです。
多くのオーナー様がロゴのデザインと名前を決めるのに時間をかけます。
開店準備の大半を名前を決めるのに使っているのではないでしょうか。
オーナーさんなりに格好いい「店名」を考えてあります。
ですからお店の入り口につく看板にはでかでかとお店の名前をいれたくなります。
もはやこのかっこいい「お店の名前」が集客してくれるとまで思っています。
ですがどうでしょう。
お客さんにとって名前ってそこまで重要でしょうか?
名前をそんなに気にしてお店を選んでいるのでしょうか?
1、とにかくおいしいケーキ屋さんがあったとします。
2、あまりおいしくないケーキ屋さんがあったとします。
この二つのお店の名前、
美味しいケーキ屋さんが「おいしいケーキ屋さん つちかわ」田舎のケーキ屋さんみたいですね。そこそこのケーキ屋さんが「CAKE&BAKE Beau temps」フランス語?かっこいい!だとしましょう。
皆さんは名前だけでおいしさを顧みずおしゃれな名前のお店を選ぶでしょうか?
少なからずあるかもしれません。(あるかな?)
ですが、両者を食べてしまったらきっと次からは「つちかわ」を選ぶことでしょう
お客様とって名前はあまり重要ではないもので、オーナー様の想いがたっぷり詰まった、並々ならぬこだわりなのです。(お店を覚えてもらうには重要ですね)
新規集客を考えた場合、考えに考え抜いた「店名」は大した効果を生みません。
(※集客効果を再前提に考えた名前の場合は別です。)
お店を営業するということは、
大切なのは集客することです。
でかでかと店名を入れる看板はやめるべきでしょう。
(すでにブランド力のある名前は別です。)
それだけで一日数人以上もお客様を逃しています。
ではどうすれば集客できる看板が作れるのか?
名前をいれない??何を入れるの?
それは・・・
「お客様の欲しいこと、欲しいものが手に入りますよ。」
と親切に教えてあげることです。
お客様は自分の興味ある事、欲しいものには常にアンテナを張っています。
逆に興味のないものには気づかないものです。
ある新聞屋さんのお話です。
この新聞屋さん、毎日新聞配達をしています。
自分は新聞配達のプロフェッショナルです。
競合は新聞屋さんです。
ですからいつも新聞屋さんが気になります。
新聞屋さんは言います「俺は隣町まですべての新聞屋さんがどこにあるのかその正確な位置を知っている。さらに旅行で行った先の新聞屋さんの位置も知っている。」
この方どれだけ新聞屋さんが好きなんでしょうか。笑
ですが、実はこれは誰にとっても普通のことなのです。
自分の好きなブランドの服が売っている場所を、きっとあなたは知っているでしょう。
ですが、あなたはどこに新聞屋さんがあるのかには興味がなく、自分の町の中にもどこに新聞屋さんがあるのかなど知らないことでしょう。
もっと言えば知りたくもないでしょう。笑
それくらい人は興味のあることにはアンテナを張っていますが、興味のないことにはまったくの無頓着です。
名前ではだめです。
名前だけでは何のお店なのかの情報が少ないのです。
商品を連想させるような名前だったとしても、より親切であることが大切です。
大切なのは興味を持ってくれる人たちに「ここはあなたの好きなお店ですよ」と教えてあげなければなりません。
さらには「あなたが入ってもいいですよ」と勧誘さえもしなければなりません。
看板は取り付けられたら365日休まずに働いてくれます。
休みをくれとも言いません。
そんな強力なパートナーだということをしっかりと理解し、看板への「投資」について考えましょう。
看板はインテリアではありません。
看板は営業マンです。
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