なぜ味はいいのにお客さんが入らない…失敗する職人型経営者の共通点。
- WEH SIGN
- 2019年11月19日
- 読了時間: 4分

こんにちは。
現在、中国は瀋陽にて、氷点下の空の下、商談の出張にきております。
今回の企画は、政府運営型の瀋陽で日本食フードパークの開催です。
政府直営のテナントで町への集客と経済効果を作るため、広告と土地確保を政府が行うという、町ぐるみの日本食誘致です。
瀋陽は満鉄の歴史もあり、大連同様、親日の傾向があります。
土地は東京都と同じくらい、人口も1000万人と東京都より少し多いという、人で溢れる地域です。
昔ながらの中国らしい町並みを残しながら、タワーマンションとショッピングモールが乱立。
活気ある地域です。
弊社では当件の組み立てと日本からのリーシング、広告企画を担います。
これから楽しみなところです。
中国でも日本と同じく、毎年様々な店舗が生まれては消えていきます。
皆さんご存じの通り世界ナンバーワンの人口を誇る中国です。
町を歩く人並みを見ますといくら店舗があってもいいような気がしてしまいますが、人口がいくらあっても需要と供給のバランスは存在します。
長年続く店もあれば、
一年でつぶれる店もある。
開店からお客さんで溢れる店もあれば、
開店から閑古鳥がなくお店がある。

ここにはどんな違いがあるのでしょうか?
飲食店を例にしましょう。
大概の新規出店の経営者は、
開店の際、「こうすればうまくいく」と考えることが似かよっています。

まず、
「自分には技術と経験がある」ことです。
大概の人が飲食店を開業する場合、飲食店を経験してから開業します。
経験してからの方がいいことの方が多いかもしれません。
独立へのきっかけは、
「自分は仕事ができる。この経営者には負けない。」「このオーナーにできるなら自分にもできる」という挑戦的な意識からかもしれません。
「ここのノウハウやお客さんを引っ張れば自分でもうまくいくはず」お店の財産をいただくこともできます。
「ずいぶん修行した。この経験と技術があればうまくいく」「○○君ならうまくいくよ」お客様からの後押しや自分の腕の熟練を考えてのことかもしれません。
とにかく、経験から自分の能力を評価し「機は来た」と動き出します。
経験と技術があれば「うまくいく」と考えるわけです。
次に「うまくいく」と思うのに重要視するのは「立地条件」です。
飲食店の成功は立地条件で決まるという本はいくらでも出版されています。
素人の会話でも「あそこに店を出せたら絶対にうまくいくよ〰️」とよく耳にします。
確かに立地はとても大切です。
悪いよりいい方がいいに決まっています。
三階より路面店の方が入りやすいです。
ですから立地条件が第二の「うまくいく」要素だと考える傾向があります。
そして3つ目は「流行り」です。
流行りさえ押さえればうまくいくと考えます。
つい最近。
日本ではタピオカが大流行しました。
テレビでも多数報じられ
「タピオカ屋やらない?原価やすいし儲かるらしいよ」そんな会話をした経験もあるのではないでしょうか。
流行りは見た目がいいです。
流行っているものは自分の目につきやすく、当たっているお店をみると羨ましくなります。
「自分もああなれる」
そんな錯覚を持ってしまいます。
ですから「うまくいく」条件として「流行り」を考える人が多くいます。
それ以外にも「うまくいく」と考えることはあるかもしれません。しかし大概の新規出店経営者は三点があれば「うまくいく」と考えます。
しかしどうでしょう。
いったいこれだけで「うまくいく」のでしょうか。
何年間の営業でどれくらいの利益を想定して「うまくいく」と考えるのか、
自分の何年後の姿を想像してうまくいくと踏み込むのか。
これは事業計画の組み立てになりますのでまた今度記載したいと思いますが、
「うまくいく」にはこの三点さえ押さえればいいのでしょうか。

あなたの町のお店を見てみてください。
路面店の店は必ず大成功していますか?
流行りを押さえた店は必ず大成功していますか?
飲食店経験をもって開業した人は必ず大成功していますか?
決してそうではありません。
一番うまくいく条件は継続してお客さんを集めることができるかどうかです。
「そんなのあたりまえじゃん!」
そんな声が聞こえてきそうです。
ですが、どうでしょう。
「味はいいのに。路面店なのに。満足するほどの売り上げがあがらない」
そんな悩みを抱える経営者はごまんといます。
それは「集客」する努力を怠っているからです。
あなたは集客のために何をやっていますか?
開店満員にならなかったあなたのお店には何が足りていないと思いますか?
大切なのは
「継続して集客する仕組み」です。
お悩みのあなた。
まずは一度、集客と看板のウィーサインに
相談してみませんか。
ご連絡お待ちしております。
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